【カラム】
A平均2.0 標準偏差0 中央値2.0 四分位範囲2.0
B平均1.2 標準偏差0.45 中央値1.0 四分位範囲1.0
C平均1.4 標準偏差0.55 中央値1.0 四分位範囲1.0
D平均1.6 標準偏差0.55 中央値1.0 四分位範囲1.0
【クラスタABとクラスタCD】
AB 平均1.6普通、標準偏差0.22低い、中央値1.5普通、四分位範囲1.5高い
CD 平均1.5普通、標準偏差0.55普通、中央値1.0低い、四分位範囲1.0低い
【クラスタからの特徴を手掛かりにし、どういう情報が主成分なのか全体的に掴む】
壁越しの会話であり、情報は旧から新、問題は未解決から解決へ進んでいく。
【ライン】合計は、言語の認知と情報の認知の和を表す指標であり、文理の各系列をスライドする認知の柱が出す数字となる。
① 6、視覚、直示、旧情報、未解決 → 李徴は己の自尊心を認める。
② 6、視覚以外、直示、新情報、未解決 → 臆病な自尊心である。
③ 6、視覚、直示、旧情報、未解決 → 他方に尊大な自尊心もある。
④ 7、視覚以外、直示、旧情報、未解決 →尊大な自尊心は虎であった。
⑤ 6、視覚以外、隠喩、新情報、解決 → 己を損ない知人を傷つけ、外形を内心にふさわしいものにしてしまった。
【場面の全体】
視覚情報が4割のため、通常の五感の入力信号の割合よりも低いため、視覚以外の情報が問題解決に効いている。
花村嘉英(2019)「中島敦の「山月記」の多変量解析-クラスタ分析と主成分」より